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学童保育「元気っ子クラブ」
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明治村への遠足
いいお天気にめぐまれました。
村内の乗合バスにのろのろゆられながら、アナウンスの説明に聞き入り、右を左を見ながら、日本古来の伝統的な建築物や西洋の建築物に子ども達はそれぞれが昔を思い描いたことと思います。
夏目漱石の家には上がって、「我が輩は猫である」の猫の置物をなでながら「坊ちゃんを書いた人の家やろ、学校で習ったよ」「ええ家やなあ」と興味深そうに見回っていました。
特に皆がおもしろがっていたのが監獄。実際に中に入り、体験でき、穴だけのトイレを見て「人にみられるやんか」とか、食器の出し入れ口の小さい穴に「ちょぼっとしか食べ物もらえんかったん?」棚だけの囲いになった部屋に「冬は戸があったん?寒いやろなあ」とここではたくさんの思いが口から出てきました。
蒸気機関車でも、たくさんのお客さんと一緒になり、リュックを横へ置かずに、ひざの上においてみながすわれるように気遣いすることも覚えました。家で車で出かけるのと勝手が違い、いい経験をしたと思います。

でも、何よりも、何よりも何をお土産に買うか?子ども達の最高の関心ごとはこれでした。
さっさと使ってしまって、人の買い物に口出しする子、悩んで悩んで決まらない子、500円玉一つ出したら玉のおつりがいっぱいきて喜んでいる子、おつりがさっと計算できる子など本当に様々です。でもそれでいいし、これから一つ一つ身に付けていけばいいことです。
横からお母さんの心配する声に頼らず、一人で荷物をもち、忘れ物もなく行ってこれたことを誉めてあげてください。
帰りのバスもにぎやかで楽しい雰囲気でした。
何でもすぐに大人は何を見てきたか、覚えてきたかに重点を置きたがりますが、それよりも、そこの場の空気をじんわりと身体にしみこませてくればいいのだと私は思っています。
ゆっくり、ゆっくり築き上げて本物の基礎づくりをする時期です。
あせらず、ゆっくりと。
中瀬美津子